今日は生活発表会のリハーサルを行います。子どもたちは毎日しっかりと練習に取り組んでこの日を迎えております。日々の練習の中にたくさんの大事な学びがあります。
昨日は年少組と年長組が合同で練習の見せ合いをしました。ここに書ききれない多くのエピソードがありましたが、代表例としてBクラスのNoriko 先生の日誌から一つご紹介させて頂きます。
・・・・その後、年少組さんのお遊戯を見せてもらいました。幕が開いた瞬間の年長組の子どもたちは、「わー!かわいいなー!!」といって微笑み、しっかりとおゆうぎを踊る子どもたちを見ていました。応援する姿勢がこのときもよく、朝の俳句の時間からのがんばりがお遊戯練習につながっていることがよくわかりました。
たんぽぽぐみのYちゃんは舞台に上がったとき、Kちゃんを探していました。Kちゃんもそれに気づき、私がうなづくとそっと手を挙げ居場所を伝え、Yちゃんのがんばりを見守っている様子でした。終わった後、YちゃんがKちゃんの所へ行き、「がんばったよ」と伝え、Kちゃんも笑顔で「うん」と言って二人で喜ぶ姿が見られました。Kちゃんの「うん」という一言が、Yちゃんにとって大きな一言だったと思いました。短くても深く、お互いにとって大事な言葉だったように感じたお遊戯の時間でした。
Y君にとって大きな自信になったことでしょう。Kちゃんにとっても大きな喜びであったでしょう。(日頃、登園、降園時に手をつなぎ、つながれる関係故のエピソードでした)。
ここに描かれたような「自信」と「喜び」のドラマは、文字通りほんの「一コマ」です。すべてのお子さんの胸に、「自信」と「喜び」の物語が等しく刻まれ、明日の発表会で最高のフィナーレを迎えます。