山の日だそうです。

上の画像は、アメリカ合衆国のウェストバージニア州のモットーを表しています。

「山の民は常に自由である」(Montani semper liberi.)と書かれています。

モンターニー・センペル・リーベリーと読みます。

「自由である」に相当する形容詞はliberiです(動詞suntは省かれています)。

この単語(liberi)は「子ども」という意味もあります。リバティーとも関連した単語です。

ラテン語は語順が自由なので、「山の民は子どもである」または「子どもは山の民である」とも訳せます。

なぜこんな表現をわざわざ州のモットーにしているのか、詳しい事情は知りませんが、日頃山の上に住んでいる者として、また、「自由な者たち(=子どもたち)」と接する者として、気になるモットーではあります。

たぶん、「山登りは心身を自由にする」という趣旨のメッセージなのかと思います。

そう解釈すれば、お山の幼稚園にも、山の学校にもふさわしいモットーと言えそうです。

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