あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
昔から「一月は行く、二月は逃げる、三月は去る」と言います。幼稚園では、三学期になり卒園の日が近づくにつれ、年長児の表情には寂しい気持ちが見え隠れします。
以前子どもたちに次の話をしました。
今まで遊ばなかったお友だちの輪の中に「いーれーて」と言って入ってみる。「よし、声を出そう」と思うのに、どれくらい時間が掛かりますか?
今までやりたいけれど「できない」と思ってやらなかった遊びをしてみよう。「よし、やってみよう」と思って動き出すのに、どれくらい時間が掛かりますか?
「よし」と心を決めるのに1秒もいりません。その1秒は、残りの日々の中に、数え切れないくらいいっぱいあるのです。
その反対に、「いいよ、どうせできないから」とか、「きょうはやめて、あしたにしよう」とか思っている人は、おじいさんになっても、おばあさんになっても、できないままです。
だから、やりたいと思ったこと、やってみようと思ったことを、残りの日々の中で、くいのないように「よしやろう」と思って挑戦してみて下さい。
一日一つやるだけでも、びっくりするくらいたくさんのことができますよ。
大人も同じで、人生何歳になっても、「よし、やってみよう」と挑戦する心が大切なのだろうと思います。
皆様にとり、よい一年となりますことをお祈りいたします。