10年ほど前に表題の記事を書きました。
このテーマで一つ補足することがあります。
「勝利において己に勝つ者は二度勝つ」というラテン語の格言があります。
実際の勝負の勝ち負けが一つ。
己の心に勝つか負けるか、がもう一つの勝負。
一つの勝負には、上の二つの勝負がつきまといます。
勝負に勝ち、己にも勝つなら、2連勝。
勝負に負けても、己に勝つなら、1勝1敗。
勝負に負け、己にも負けるなら、2連敗。
勝って奢らず負けてひがますと言います。
心のコントロールができるなら、どんな相手と戦っても、2連敗はしない、言い換えるなら、最低でも1勝1敗に持ち込めるというわけです。
ローマの格言には勝負に関するものは多くあります。
時代も文化も違うので、いろいろ考える上でヒントになります。