今日、最後の俳句の時間となりました。
全員が手を挙げて芭蕉の俳句を発表できました。
「梅咲いて 喜ぶ鳥の 気色かな 芭蕉」
最後に手を挙げて堂々と発表した Kai ちゃんには、全員から拍手がわき上がり、1年間の俳句の時間が終わりました。
子どもたちの俳句として、紹介した最後は次の一句。
みんなはね もうすぐみんな 一年生
Take ちゃんのこの俳句は、みんなの気持ちを表したものです。
Mai ちゃんは、次の俳句を紹介して欲しいとリクエストしました(紙に書いてきました)。
雀の子 そこのけそこのけ お馬が通る 一茶
これも俳句を作った一茶の気持ちやその情景について説明し、全員で俳句の意味を納得した後で、もう一度復唱しました。まるでお山が揺れるのではないかというくらい大きな合唱となりました。
「これで4月からの俳句の時間は最後です」と言うと、数名が「最初に習った俳句知ってる!」と言って、これまた皆んなでしぜんと合唱する形となりました。
子どもたちの心のどこかに、このひとときの「風景」が思い出として残ってくれたらと願っています。
なお、今まで学んだ俳句を初め、子どもたちが作った俳句の一覧は、卒園式の日にお渡しできる予定です。