今日の保護者会で、算数の話題を園児に話されても私は正面から受け答えしない、といった趣旨のことを申し上げました。ただ、時と場合によっては、という注釈をつけるべきでした。

子どもたちの多くは、送迎の際に、「算数の問題して」とせがみます。そのような話題にせよ、何かのクイズにせよ、私は基本的に受けないことにしています。というのも、送迎に際しては、安全運転第一ですので。

ただ、朝の登園時、ちょっとした行きしぶりを見せる子がいた場合など、最前列で話しかけたりしながら気を紛らせることはよくあります。それ以外は、算数の話題にせよ、何にせよ、私は正面から受け答えしすぎないように心がけている、ということです。つい大人として真剣に話し込むと、視界が狭くなり危険だからです。

逆に、送迎に際しても、列が安全な場所にさしかかったり、そもそも人数が少ない場合など、問題がなければ、園児の「算数」につきあうこともあります。よくあるのは、「ぼく100まで数えられる」等の場合、一緒に数えるのにつきあいます。覚えている俳句の発表や、今思いついた俳句の発表にお付き合いすることもあります。

合いの手を入れるかどうかは、TPO次第で、最優先は安全ということです。最前列にいる立場上、一番後ろあたりをいつも見るようにしています。

つきあえるときはつきあうし、無理なときは理由を述べて今は無理、というのが私のスタンスです。保護者のみなさんも同じだと思います。大丈夫なときは、算数についても、8たす4は?とか、9たす3は?といった繰り上がりの問題を出してやりとりしたり、相手の出方をうかがいながらおつきあいはしています。要は、TPOを考えて、無理せずできるだけのことをしています。

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