今日は参観日でした。ご参加下さいました保護者の皆さま、ありがとうございました。
別にこの日にあわせたわけではありませんが、昨日をもって年少のすべてのお子さまが、お山の下かそれ以前にお母さんに「行ってきます」ができたことになります。
そうです、昨日は Aちゃんが笑顔で「行ってきます」が言えたそうなのです。
さっそくこのことはクラスでも大きなニュースとなり、すべての子どもたちに「おめでとう」、「よかったね」と言葉のプレゼントをもらっていました(と日誌にありました)。
しかし、Aちゃんは、途中でお母さんを思い出し、「お母さんとお弁当が食べたい」と漏らしたそうです。でも、ふと隣を見ると、Bちゃんがお弁当を食べづらくしています。それを見て、持ち前の親切心から、「がんばってたべや」と励ましたそうです。
「Aちゃんが食べたらBちゃんもしっかり食べはるんとちがう?」と先生が促すと、Aちゃんも俄然やる気を出して、お弁当を食べたそうです(Bちゃんも)。
この二人のやりとりは、無言のうちに、周りのCちゃん、Dちゃんをはじめ、クラスのみなに大きな刺激を与えたことでしょう。逆に、昨日のAちゃんのがんばりは、保護者のご尽力が原動力であることはもちろんですが、一方において、Bちゃん以下、周りのお友達の日々がんばる姿を励みとした結果だと思います。
こうして、クラスは日々の喜怒哀楽をともに経験し、それを心の糧としながら絆を深めている今日この頃です。