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今日は蕪村の新しい俳句を紹介しました。「遠山に 夕日一筋 時雨かな」というものです。内容の説明は何もせず、5,7,5を繰り返し唱えました。

意味は少し難しく、私もよく理解できているか怪しいのですが、上の写真のような情景をいつも思い出します。

今日はまさに小雨が降ったりやんだりの天気でした。お帰りの列を整えていると、小雨が少し顔に当たりました。すかさず年長児が「しぐれかな」と言ったのには驚かされました。

帰りのグループは降園時間の10分前に並ばせるようにしていますが、運動会以後、子どもたちの並ぶのがとても早く、いつも5分ほど時間が余ります(カプラ教室で人数が減るせいもあります)。

ということで、しばらくの間、素話をしたりクイズを出したりします。

子どもの記憶力はすばらしく、一週間前に私が話した内容をよく覚えていて、「あの話の続きをして」とせがまれることがあります。そういえばそういう話を即興でしたな、と思い出す次第です。

今日はクイズを数題出しましたが、持ちネタのほとんどを披露しているので、子どもたちは全部即答します。ちょっとじらしぎみに「あと先生の出せる問題は小学生の問題だからやめておこうかな」と言ったら、年長の女児が「先生は今日の俳句の時間に、『みんな姿勢がよいので、小学生と変わらない』と言ってたでしょう?」と言われ、タジタジとなりました。

ということで、出した問題がスフィンクスの謎で、「朝は4本足、昼は2本足、夜は3本足の生き物はなんだ?」というもの(答えはネットで調べて下さい)。初めて聞いた子どもたちはまず答えられないので、上手にヒントを出しつつ、自分たちで解いたという感覚に導くのがコツというか、私が心がけていることです。

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