子どもの好奇心に焦点を当てたエッセイです。

>>「終わり」は「始まり」――「根っこの教育」を大事にしたい(2011-02)

好奇心は育てるものではなく、守るものだと何度も書いていますが、黙って見守るという態度は、守ると同時に育てているので、結果的に好奇心は育てるものだ、と言えるかもしれません。

黙って見守るというのは漠然とした言い方ですが、根本にあるべきものは共感と尊敬だと思います。子どもの遊ぶ姿を見て、自分も幼いころ同じことを夢中になってやったな、と共感したり、この一瞬一瞬が根っこになって、将来の花につながるのだな、と考えてみたり。

大人にはいつも想像力が必要ですね。

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