2022年– date –
-
2022-12-24 何かよいこと
以前「山びこ通信」に寄せたエッセイ「何かよいこと」から一部をご紹介します。 「何かよいこと」 「これをするとあれに効く」と言うと健康の話題のようですが、教育の世界でも同じ宣伝文句をよく見聞きします。ここで思い出したいのが日本の昔話です。た... -
2022-12-23 「子どもは大人の父である」考
以前「やまびこ通信」に寄せたエッセイをご紹介します。 「子どもは大人の父である」考 英国の詩人ワーズワースに『虹』と題する詩がある。 私の心は躍る、 空に虹を見るときに。 子どもの頃もそうだった。 大人になった今もそうだ。 年老いてもそう... -
2022-12-22 「三つ子の魂」の行方
三つ子の魂百までといいますが、この言葉について思うことを以前「やまびこ通信」の巻頭文に書きました。 「三つ子の魂」の行方−−幼児教育と学校教育をめぐって 英語で「子ども」をインファント(infant)と言いますが、原義に照らすと「言葉を話せない... -
2022-12-21 昨日の続き
以前山びこ通信に寄せたエッセイを再掲します。昨日のテーマと関係します。 大人の言葉、子どもの心――思い出を力に変えて 山の学校では『論語』の素読を担当しています。子どもたちと接していると、当時の何が今の自分の心に残っているのかと考えます。そ... -
2022-12-20 「好奇心を守る」
以前京都新聞に寄せたエッセイを再掲します。タイトルは「好奇心を守る」です。 作家の司馬遼太郎は中学時代に英語が嫌いになりました。理由は英語の授業中に「ニューヨークってどういう意味ですか?」と先生に尋ねたら、「地名に意味などあるか!」と一喝... -
2022-12-19 胸を張る
週末のお招き会で園児は胸を張って歌うことができました。 いまそのことを思い出しています。良い姿勢で堂々と歌っていた姿が目に浮かびます。 一朝一夕でここまで到達できないと思います。 単に練習を繰り返しただけで到達できるとは思いません。 肝心な... -
2022-12-18 12月の絵本通信
12月の絵本通信が「お山の絵本通信」に掲載されました。 今回は198回目の絵本通信で、担当はIkuko 先生です >> 『くるみ割り人形』(Ikuko先生)